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夏の終り


番組情報
夏の終りだって、愛してるの。瀬戸内寂聴原作、ひとりの女とふたりの男の、センセーショナルな愛の物語100万部を超えるロング・ベスト・セラーとなっている瀬戸内寂聴の小説『夏の終り』が発売から50周年の節目の年に待望の映画化。監督は『鬼畜大宴会』で鮮烈なデビューを飾り、近年は『海炭市叙景』で高い評価を得た熊切和嘉。主人公・知子を満島ひかり。妻子ある不遇な作家との長年に及ぶ愛の生活に疲れ果て、年下の男との激しい愛欲にも満たされない、自身の女の業に苦悩する知子という役を見事に演じきった。寛容さとずるさを併せ持つ年上の男・慎吾を演じるのは小林薫。そして知子を求め嫉妬と孤独に苦しむ年下の男を・涼太を演じるのは、今最も注目の俳優綾野剛。静かな色気と心に深い絶望を抱える慎吾と、どんなに虐げられても一途に相手を求める涼太、そしてふたりの間に揺れながら独自の愛を生きようとする知子というキャラクターたちを実力俳優が鮮烈にスクリーンに焼き付ける。

出演者
満島ひかり 綾野剛 小林薫

再生時間
01:52:16

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【あらすじ】

妻子ある年上の作家・慎吾と、長年一緒に暮らしている知子。慎吾は妻のいる家と知子の家を週にきっちり半々、行ったりきたりしている。知子は彼に妻と別れてほしいと考えたこともなく、この平穏な生活に自分が満足していると思っていた。しかしある日、木下涼太が訪ねてきて、知子の生活は微妙に狂い始める。涼太は昔、知子が結婚していた頃、どうしようもなく恋に落ち、夫と子供を捨てて駆け落ちをした男だった。知子は慎吾との生活を続けながら、涼太と再び関係を持ってしまう。そして涼太の知子を求める情熱はやがて、知子が心の底に仕舞い込み、自分自身も気づいていなかった本当の気持ちを揺さぶり起こしていく。


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