ネクロマンティック 特別編
2018年03月12日
Story: ユルグ・ブットゲライト監督が“死”をテーマに製作したシリーズ3部作第1弾。製作国ドイツはもとより世界各国で上映禁止となり、製作に関する全ての素材の廃棄処分を迫られた“NEKROMANTIK”、“NEKROMANTIK 2”の二作を、監督自らが再編集し日本でビデオ・リリースとなった問題作。死体の一部をコレクションする男を主人公にした前半と、その男の死体を墓から盗み出した女を主人公にした後半とに分かれている。監督は『死の王』のユルグ・ブットゲライト。
死体清掃会社で働くロベルト。誰もが嫌がるその仕事だが、彼にとっては趣味と実益を兼ねた物だった。そう、彼はネクロフィリア(死体愛好)で、仕事を通して手に入れた死体の一部を保存・鑑賞する事を、最大の至福としていた。そして同嗜好の趣味を持つガールフレンドのベティと共に、そのコレクションを楽しんでいたのだった。そんなある日、彼は仕事で、事故死でありながら、全身が綺麗に揃った死体に出会う。そして、密かにその死体を自宅に持ち帰ってしまう。その見事なまでの死体を目にし、興奮しながら喜ぶベティは、スチールパイプを死体の股間部分に突き立て、そのままベッドでロベルトも交えて、禁断の行為に耽るのだった…。
原題:Nekromantik / 製作国:ドイツ / 製作年:1995年 / 日本公開日:R18+ / 上映時間:120分 / 映倫:R-18