マダム・マロリーと魔法のスパイス 【吹替版】
■内容・ストーリー
南フランスの山間の地に建つ、食通たち注目のミシュラン1つ星老舗フレンチ・レストラン「ル・ソール・プリョルール」。夫の死後、このレストランを切り盛りするのは、最高のサービスと味を提供することに人生をかけているマダム・マロリー(ヘレン・ミレン)だった。ある日、故郷を追われ、ヨーロッパの地で再起を果たそうと旅を続けていたインド人のカダム一家が、車の故障のために足止めを食うことになった。親切な女性マルグリットに一夜の宿と食事を提供される一家の人々。そこで、空家となったレストランに興味を持ったパパは、この空家を買い取って、インドレストランを開業しようと決断。一家の次男のハッサンは、料理の名人だった亡き母の血を引き、母からスパイスを受け継いだ料理人であった。ただ、そこは、マダム・マロリーのレストランから100フィート(約30m)の道を隔てた、真向いに位置していた。さらに、親切にしてくれたマルグリットは、このレストランでスーシェフ(副料理長)を務めていた。空家を改築してインドレストラン「メゾン・ムンバイ」開業準備を進める一家を眺めながら、マダム・マロリーは「嫌な予兆」を感じていた。静かな雰囲気のフレンチと対照的に、大音量でインド音楽を流し、強烈な匂いのスパイスを使った料理を供す「ムンバイ」は、迷惑以外の何物でもなかった。また、市場では食材の奪い合いや客の取り合いも巻き起こっていた。
■キャスト・スタッフ
マダム・マロリー:ヘレン・ミレン(一柳みる) パパ:オム・プリ(菅生隆之) ハッサン:マニッシュ・ダヤル(新垣樽助) マルグリット:シャルロット・ルボン(渋谷はるか) 町長:ミシェル・ブラン(鈴木清信)
監督:ラッセ・ハルストレム 脚本:スティーヴン・ナイト 原作:リチャード・C.モレイス(集英社文庫) 製作:スティーブン・スピルバーグ、オプラ・ウィンフリー、ジュリエット・ブレイク 製作総指揮:キャロライン・ヒューイット、カーラ・ガーディニ、ジェフ・スコール、ジョナサン・キング 撮影:リヌス・サンドグレン F.S.F. プロダクションデザイナー:デヴィッド・グロップマン 編集:アンドリュー・モンドシェイン A.C.E. 音楽:A.R.ラフマーン
■配信期間
2017年2月1日~2017年4月30日
- 関連記事