グーグーだって猫である
2016年07月04日
Story: 第12回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した大島弓子の同名エッセイ漫画を、『黄色い涙』の犬童一心監督が「空中庭園」の小泉今日子主演で映画化したハートウォーミング・ストーリー。吉祥寺を舞台に、最愛の猫を失った天才漫画家と、彼女のもとに新たにやって来た子猫のグーグーとの関係を軸に、その日常と主人公を取り巻く人々の人間模様を優しい眼差しで綴る。
吉祥寺に住む、天才漫画家の小島麻。今日も、アシスタントのナオミ、仲のいい三人組の加奈子、咲江、美智子と徹夜で締め切りに追われていた。その翌日、いつものように麻子が愛猫のサバに話しかけると、サバは冷たく動かなくなっていた―。サバを亡くした悲しみがあまりに大きく、麻子は漫画が描けなくなってしまう。そんなとき、出会ったのは一匹の小さなアメリカンショートヘアー。名前は「グーグー」。一緒にご飯を食べて、散歩をして、寝るという、なんとも幸せな毎日。不思議な青年、青自との恋の予感、アシスタントたちと話す新作のアイディア、色々なことがうまく動き始める。だがある日突然、麻子は思いがけないことを知らされる…。
製作国:日本 / 製作年:2008年 / 日本劇場公開日:2008年9月6日 / 配給:アスミック・エース / 上映時間:116分