竹山ひとり旅

Story: 津軽三味線の名人・高橋竹山の苦難の半生を中心に自ら、放浪芸人を名乗る若き日の竹山を描いた伝記映画。高橋竹山自身が登場してインタビューに答えるなど、ドキュメンタリーとフィクションを融合させた作品。監督は「ある映画監督の生涯　溝口健二の記録」の新藤兼人。
高橋竹山。本名は定蔵で明治四十三年六月十七日生まれ。母トヨ、父定吉。定蔵は三歳の時に、麻疹をこじらせ、半失明。この年は東北地方が大兇作で、母の必死の看病もかなわなかった。定蔵は、他の子供たちと同じ様に勉強ができないため、小学校も途中で退学。十五歳になった時、行く末を心配した母により、隣村のボザマ戸田重太郎の弟子として住み込む。彼は、ボザマから三味線と唄を習った。そして、青森、秋田、北海道などをまわった…。
原題：Poltergeist　/　製作国：日本　/　製作年：1977年　/　日本劇場公開日：1977年3月17日　/　上映時間：123分

【人気ランキング】【とれまが】【人気映画検索】