バニシング・ポイント
2015年11月12日
Story: 俺と車は一つの生き物のようにハイウェイを走った……デンバー=カリフォルニア間を車で、平均時速200 キロという狂ったスピードでつっ走ろうとする男と、これを捕えんとする警察車、そしてファナティックなディスク・ジョッカーに現代アメリカの深い苦悩を投影してスリリングな場面が展開する70年代を代表するカー・アクション。監督は「野にかける白い馬のように」のリチャード・C・サラフィアン。
海兵隊上がりで、警官やオートレーサーなど様々な職を経験した後、今では車の陸送をやっている男コワルスキー。ある日、立ち寄ったバーの店主と、デンバーからサンフランシスコまで15時間で車を陸送する賭けに応じた彼は、警官の追跡を振り切り、時速200キロで車を爆走させる。白バイを巻き、バリケードを突破するコワルスキーのニュースは瞬く間に話題となり、彼に共感する盲目のDJ、スーパーソウルは警察情報をコワルスキーに流し始めた。しかし警察の追跡も次第に白熱化していく…。
原題:VANISHING POINT / 製作国:アメリカ / 製作年:1971年 / 日本劇場公開日:1971年7月17日 / 上映時間:106分