赤い月

Story:




母はなぜ、何人もの男を愛したのか？ なかにし礼氏のベストセラー小説を、降旗康男監督が映画化した大河ロマン。第2次世界大戦末期の満州を舞台に、3人の男を愛し、激動の時代を生き抜いた女性の波乱に富んだ数奇な運命を描く。1934年、満州。小樽で生活を営んでいた森田波子は、夫・勇太郎とともにこの地へ移住し、造り酒屋・森田酒造を開業。やがて、この商売で成功を収めた彼らは、3人の子供を育てながら幸せに暮らしていた。また、自由奔放な愛を貫く波子は、かつての恋人で軍人の大杉との再会に胸躍らせ、関東軍秘密情報機関諜報員の氷室へ淡い想いを寄せていた。だが、1945年8月、ソ連軍の満州侵攻で状況が一変。勇太郎の留守中に、酒屋は崩壊。波子は子供たちを連れ、夫のいるハルビンへ向かう。そして、ようやく辿り着いたハルビンで、波子は日本の敗戦を知るのだった・・・。

【キャスト】
常盤貴子、伊勢谷友介、香川照之、布袋寅泰、山本太郎、反田孝幸、山中聡、大杉漣

【人気ランキング】【とれまが】【人気映画検索】