実録・暴走族 スペクター

実録・暴走族 スペクター血を流し、傷を負い、守り続けた“勲章”。1970年、狂走族から暴走族、走りから暴力へと移り変わる時代。強力なチームが次々と結成される中、町田に「SPECTER」が誕生した。伝説の三代目リーダー・加々美恵三（高橋祐也）は、1971年、「SPECTER」の一員となり、大室山の乱闘事件以降、次第に頭角を現していく。そして、「SPECTER」「アーリーキャッツ」「ルート20」による日本最大の連合「CRS」が生まれ、そんな中、加々美は、警察から追われても、ヤクザから強引に誘いを受けても、己の信念を曲げることなく突き進んだ。鎌倉・七里ヶ浜事件、「極悪」との大井埠頭での大事件……加々美恵三率いる「SPECTER」は、度重なる戦いを乗り越え、勢力を拡大し、暴走族黄金の時代を生き抜いたのである。