チェルノブイリ爆発

チェルノブイリ爆発1986年4月26日、午前1時23分 すべてが変わった1986年、ウクライナ。女子高制のアーリャは医者の姉マリアンナ、祖父とキエフで暮らしている。マリアンナから週末プリピャチに行くと告げられ、アーリャも一緒に行くことになるがプリピャチに向かう途中、車が故障してしまう。通りすがった将校ルシャに故障を直してもらい、プリピャチへの近道を教えてもらう。しかしそれはチェルノブイリ原子力発電所沿いを通るルートだった。発電所近くに差しかかったあたりで目の前の発電所が爆発する。何が起こったのか、呆然とする姉妹。翌日からプリピャチは騒然となるが、爆発の原因はまだわからない。病院に次々と運び込まれるゲガ人。医者のマリアンナは病院へ手伝いに行ったまま戻らない。街に残されたアーリャの元には心配する娘あての手紙を届けるために軍人である父の部下パーシャが訪れる。事情を理解しながらも寂しさを隠せないアーリャ。次第に惹かれあっていく二人。プリピャチの混乱が激しくなり、人々の心配も募るが発電所事故の被害はどこまで広がっていくのか分からない。この混乱の中、恋に落ちたアーリャとパーシャの運命は・・・