地震列島/DEATHQUAKE
2020年08月28日
Story: 東京を襲うマグニチュード7.9、直下型大地震発生。緻密な考証により、直下型大地震の恐怖を描いたパニック・スペクタクル。監督は、『岸壁の母』の大森健次郎。脚本は、『絞殺』の新藤兼人。三原山火口で溶岩を観測する地震学者の川津陽一は、近い将来、大地震が東京を襲うと直感する。東海地震予知の月例会。陽一は観測データの異常性を訴えるが、学者たちは消極的で、防火対策は政府の仕事で、学者の職域ではないと取り合わない。遂に彼は、30日以内に直下型地震が東京を襲うと暴言を吐き、丸茂会長に撤回を求められ孤立していった。そんな陽一の心を癒してくれるのは、研究所の所員、芦田富子だった。陽一は地震の権威、故川津宗近の娘、裕子と結婚していたが、2人の間はすでに冷えていた。ルポライターの橋詰雅之とカメラマンの梅島一枝は、各地の異常な自然現象を取材していた。やがて、陽一の予想通り、関東を大地震が襲い・・・。
【キャスト】
勝野洋、松尾嘉代、永島敏行、多岐川裕美、大滝秀治、佐分利新、松原千明、村瀬幸子、松村達雄、佐藤慶、山崎努、岡田英次、三木のり平