第27囚人戦車隊

第27囚人戦車隊ナチス・ドイツ末期を描いた戦争映画。ドイツのスヴェン・ハッセルの原作小説をもとに、デンマークのプロデューサーがアメリカ人の監督で映画化した異色作。1943年、ドイツ軍第27機甲部隊の男たちは、ロシア軍の物資を運ぶ列車の破壊を命じられる。彼らは全員受刑者で、危険な前線へ出ることで赦免され、任務に成功すれば長い休暇と安全な部隊への移動を約束されていた。男たちは売春宿で遊んだ後、密かに敵陣に潜入。武器倉庫を襲い、軍服を手に入れてロシア兵に変装し、列車の爆破を成功させる。しかし、大佐も将軍も彼らの生還を快く思わず、赦免の約束も反故にされてしまう。