愛しのアイリーン(R15+)
2020年02月29日
番組情報
二人で歩む、地獄のバージン・ロード。未だに熱狂的なファンを持つ「ザ・ワールド・イズ・マイン」や、ドラマ化された「宮本から君へ」で再び脚光を浴びる、生ける伝説・新井英樹の傑作漫画が史上初めて映画化される。監督は、原作「愛しのアイリーン」を“最も影響を受けた漫画”と公言する吉田恵輔。『ヒメアノ~ル』で日本を震撼させた吉田演出の集大成がここにある。主演は稀代のカメレオン俳優・安田顕。伝説的な漫画の主人公を全身全霊を注いで怪演した。究極の個性派トリオが渾身の“愛”を込めて放つ、魂揺さぶる黙示録がここに誕生! また、共演陣にも実力派俳優が結集した。岩男の母にして強烈な愛憎でアイリーンを追い詰める姑・ツル役を名優 木野花が恐るべき迫力で演じる。深遠なるヤクザ・塩崎役には伊勢谷友介。謎めいた存在感で映画にサスペンスフルな重圧を与える。そして、本作のヒロインであるアイリーン役にはフィリピンオーディションで吉田監督により見出された新星ナッツ・シトイ。さらには、本作のために書き下ろされた主題歌「水面の輪舞曲」を歌唱する奇妙礼太郎が、ラストの情感を美しく、切なく包み込む。
出演者
安田顕 ナッツ・シトイ 河井青葉 ディオンヌ・モンサント 福士誠治 品川徹 田中要次 伊勢谷友介 木野花
再生時間
02:16:52
【人気ランキング】【とれまが】【人気映画検索】
【あらすじ】
一世一代の恋に玉砕し、家を飛び出した42歳のダメ男・宍戸岩男(安田顕)はフィリピンにいた。コツコツ貯めた300万円をはたいて嫁探しツアーに参加したのだ。30人もの現地女性と次々に面会してパニック状態の岩男は、半ば自棄になって相手を決めてしまう。それが貧しい漁村に生まれたフィリピーナ、アイリーン(ナッツ・シトイ)だった。岩男がとつぜん家を空けてから二週間。久方ぶりの帰省を果たすと、父の源造(品川徹)は亡くなり、実家はまさに葬儀の只中だった。ざわつく参列者たちの目に映ったのは異国の少女・アイリーン。これまで恋愛も知らずに生きてきた大事な一人息子が、見ず知らずのフィリピーナを嫁にもらったと聞いて激昂するツル(木野花)。ついには猟銃を持ち出し、その鈍く光る銃口がアイリーンへ……! ※本作はR15+指定作品となります。15歳以上のお客さまはご覧いただけます。