サウスバウンド
2019年06月10日
Story: 東京⇒西表島、この一家、どこへ行っても何かある。直木賞作家・奥田英朗のベストセラー小説を、『間宮兄弟』の森田芳光監督が映画化したコメディ。豊川悦司演じる型破りな父親の姿を、子供の視点から描く。東京、浅草。小学6年生の上原二郎は、両親と姉、妹の5人家族。そんな二郎の悩みの種は、無職の父親・一郎のこと。年金の督促に来た区役所の職員にも動じることなくへ理屈をこね回し、修学旅行の積立金に不審を抱けば校長に談判すべく学校に乗り込みひと暴れ。年頃の二郎にとって、恥ずかしいことこの上ない存在だった。ところが、母親のさくらは、そんな一郎に不平を言うどころか、今も憧れと尊敬を抱いているのだった。やがて、一家は一郎の故郷、沖縄の西表島に引っ越すことに。島での一郎は、東京でのぐうたらな姿とは打って変わってせっせと働き、二郎もそんな一郎に頼もしさを感じ始めるのだが・・・。
【キャスト】
豊川悦司、天海祐希、北川景子、田辺修斗、松本梨菜、松山ケンイチ、平田満、吉田日出子、加藤治子、村井美樹