もらとりあむタマ子
■映画情報 (Yahoo!映画)
もらとりあむタマ子 (2013年 日本)
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■内容・ストーリー
タマ子の毎日:食べる、寝る、マンガを読む…… 自分を肯定してばかりの“口だけ番長”タマ子の明日はどっちだ?! 東京の大学を卒業したものの、父がスポーツ用品店を営む甲府の実家に戻ってきて、無気力な日々を送るタマ子、23歳。現在、無職。父がひとり暮らしをする実家で、家事を手伝うこともなく、就職活動をすることもなく、ただ食べて、寝て、マンガを読む生活を送っている。テレビを見れば「ダメだな、日本は」とか「クソ暑いのに野球なんてよくやるよ」とか悪態をつき、近所のには「あの人、友だちいないから……」と同情される、逆ギレばかりのぐうたら娘。「就職活動してるのか?」という父の言葉に「その時が来たら動く。少なくとも今ではない!」と威勢がいいのか悪いのかわからない啖呵を切るが、秋から冬、そして春から夏へと季節が移りゆく中、タマ子の気持ちにも少しずつ変化が現れていく。履歴書を書き、就職への意欲を少しだけのぞかせるようになるタマ子。そんな矢先、父に再婚話が持ち上がり、彼女の心は激しく揺れる――。口を開けばいつも言い合いばかりしている父と娘。でも本心では、父は奔放な娘を愛しく思い、娘は不器用な父を思いやっている。モラトリアムな毎日を過ごすタマ子が、ゆっくりと新しい1歩を踏み出す四季の物語は、観る人をあたたかく穏やかな気持ちで包んでくれる。
■キャスト・スタッフ
坂井タマ子:前田敦子 坂井善次(父):康すおん 仁():伊東清矢 坂井啓介:鈴木慶一 坂井よし子:中村久美 曜子:富田靖子
監督:山下敦弘 脚本:向井康介 主題歌:星野 源 『季節』(SPEEDSTAR RECORDS)サウンドロゴ:池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)
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