キャバレー
2018年03月19日
■内容・ストーリー
矢代俊一は、本物のジャズを求めるために大学生活と訣別し、港町の場末のキャバレー、スターダストでサックスを吹いていた。彼は時々、コンボを組んでいる三流プロの中村(ドラムス)、金(ピアノ)、浅井(ベース)がついて来れないほど燃焼した。片隅の指定席で、俊一にいつも「レフト・アローン」をリクエストする男がいた。菊川組の代貸、滝川である。深夜の棧橋で、俊一は滝川を消そうとしている二人組の話を盗み聞いた。この土地にも関東連合の北憂会が進出してきて、菊川組のシマを荒しはじめていたのだ。俊一は滝川に危険を告げた。翌朝、二人組の死体があがった。滝川は小坂井という刑事に、10年前からマークされていた。彼は南部恵という女を呼びだして拳銃を預ける。恵は俊一が尊敬するアルトサックスの天才、南部明の妹で、三年前に別れた滝川のもと恋人だった。俊一は恵の店、ケイズバーで、小坂井から滝川が10年前、シャブに手をだした舎弟を射った時、ジュークボックスから流れてたのが「レフト・アローン」だということ、その時の滝川のアリバイを恵が主張したことを聞いた。小坂井が帰った後、恵と俊一は寝た。二人が階下へ降りると滝川がいた。彼は近々、北憂会と白江組組長、白江の縁組が行なわれると言い残し、出て行く。滝川が命を捨てるつもりだと察した恵は、警察に10年前の殺しは滝川が殺ったと知らせた。
■キャスト・スタッフ
野村宏伸、鹿賀丈史、三原じゅん子、原田知世、真田博之
監督:角川春樹
■視聴時間
01:43:30
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