海辺の生と死
2018年02月17日
Story: 劇場公開、2017年7月29日。 『死の棘』の島尾敏雄とその妻・島尾ミホが、2人が出会った太平洋戦争末期の奄美群島・加計呂麻島での出来事をもとに綴ったそれぞれの小説を原作に、奄美大島が自身のルーツだという満島ひかりを主演に迎え、島に駐屯し出撃命令を待つ特攻隊の青年と、島の娘との切ない恋の行方を描いた文芸ロマンス。共演は、永山絢斗。監督は、『アレノ』の越川道夫。第2次世界大戦末期の奄美群島・加計呂麻島(かけろまじま)。朔(さく)隊長率いる海軍特攻艇の部隊が、島に駐屯することとなった。国民学校教師であるトエは、島の子どもたちからも慕われ、隊員たちとの酒盛りよりも島唄を習いたがる朔という男の姿を好意をもって見つめていた。ある日、トエは朔から、「今夜9時頃浜辺に来て下さい」と記された1通の手紙を受け取る。その手紙に、トエは胸の高鳴りを感じていた・・・。
【キャスト】
満島ひかり、永山絢斗、井之脇海、川瀬陽太、津嘉山正種