この子の七つのお祝いに

Story: 母から娘へ　1枚の手型が奏でる殺しの子守唄。童唄に託された母の怨念が、血塗られた殺人事件を呼ぶ。第1回横溝正史賞を受賞した斎藤澪による同名小説を、『曽根崎心中』の増村保造監督が映画化した本格ミステリー。戦後の混乱によって、人生の歯車を狂わされた女の悲惨な一生とその復讐を描く。脚本は、松木ひろしと増村保造。次期総理の座を狙う大臣の秘書、秦一毅の家に出入りしていた池畑良子の惨殺死体が発見された。政界の闇を暴こうと、良子に接触していたルポライターの母田は、秦の内妻、占い師の青蛾の身辺を探っていた。後輩記者の須藤に協力を請う母田。その時、初めて会ったゆき子に母田は惹かれ、ふたりは密会を重ねる。その矢先、青蛾の正体を突き止めた母田が謎の死を遂げる。事件の真相を探る須藤だが・・・。

【キャスト】
根津甚八、岩下志麻、杉浦直樹、辺見マリ、芦田伸介、岸田今日子、畑中葉子、中原ひとみ、坂上二郎、室田日出男、名古屋章、小林稔侍

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