ゾウを撫でる
2017年07月21日
Story:
劇場公開、2017年1月14日。一つの映画に関わる、いくつもの人生。その上で、映画は作られていく。1本の映画の制作を巡って、台本印刷会社の社員、子役出身俳優、嫌われ者の主演女優、フィルムコミッション担当者、大道具を運ぶ運転手など、様々な形で作品に関わっていく人々の人間模様を連作形式で綴る群像ドラマ。『陽はまた昇る』、『半落ち』の佐々部清監督による2013年作品で、お蔵出し映画祭2015で審査員特別賞を受賞した。映画監督の神林は、若手脚本家の鏑木が手がけた脚本で、15年ぶりとなる新作映画「約束の日」を撮ることに。台本印刷会社で働く栃原は、シナリオ教室で同期だった鏑木が映画の脚本を手掛けていることに戸惑いを感じていた。現場で配られた「約束の日」の台本に、それぞれに悩みや事情を抱える俳優たち、スタッフたちは少なからず影響を受けていた。わがままで嫌われている主演女優が失踪するという事態が起こる中、映画「約束の日」の撮影が始まろうとしていた・・・。
【キャスト】
小市慢太郎、高橋一生、伊嵜充則、金井勇太、大塚千弘、羽田美智子、寿大聡、二階堂智、中尾明慶、菅原大吉、三宅ひとみ、大杉漣、月影瞳、金児憲史、山田裕貴